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謎解きが終ったら 法月綸太郎ミステリー論集

蔵書データ
作品名謎解きが終ったら 法月綸太郎ミステリー論集
フリガナナゾトキガオワッタラ ノリヅキリンタロウミステリーロンシュウ
作者法月 綸太郎
出版社講談社文庫
カバーデザイン辰巳 四郎
ページ数306
初版発行日2002/02/15
定価629円
背表紙記号の7-7
ISBN4-06-273368-4
発行者野間 佐和子
発行所株式会社 講談社
印刷豊国印刷株式会社
製本有限会社 中澤製本所
製版株式会社 廣済堂
デザイン菊地 信義
*** 序文・あとがき関連 ***
まえがき法月 綸太郎
文庫版あとがき法月 綸太郎
*** 初出関連 ***
誰が浜村龍造を殺そうとかまうものか   「海燕」(福武書房)一九九三年十月号
フーダニット・サバイバル 194x あるいは、フーダニット・リバイバル 1994   野崎六助『夕焼け探偵帖』(講談社)一九九四年三月
フェアプレイの陥穽   『坂口安吾06』月報3(筑摩書房)一九九八年七月
天然カー   倉知淳『過ぎ行く風はみどり色』(東京創元社)一九九五年六月
ネバー・セイ、ネバー・アゲイン   東野圭吾『ある閉ざされた雪の山荘で』(講談社文庫)一九九六年一月
復活への、俺の予約を取り消してくれ   山口雅也『生ける屍の死』(創元推理文庫)一九九六年三月
座敷童子のいる「館」   綾辻行人『黒猫館の殺人』(講談社文庫)一九九六年六月
現代ミステリーの粋を集めたこのシリーズが、本格ビッグバンのはじまりだった   山田正紀『女囮捜査官1 触覚』(幻冬舎文庫)一九九八年二月
ぐりーん・くらいむ   竹本健治『緑衣の牙』(光文社文庫)一九九八年三月
謎解きが終わったら   連城三紀彦『変調二人羽織』(ハルキ文庫)一九九八年九月
奥泉光について私が知っている二、三の事柄
  虚構の植物学          奥泉光『葦と百合』(集英社文庫)一九九九年四月
  起源を切断する「吾輩」の跳躍  「週刊読書人」一九九六年三月十五日号
  大いなる「歴史」の韜晦     「すばる」(集英社)一九九八年六月号
「贋作ホームズ百周年」を祝う   ジューン・トムスン『シャーロック・ホームズの秘密ファイル』(押田由起訳/創元推理文庫)一九九一年五月
植民地は女である   ジャネット・ドーソン『古狐が死ぬまで』(押田由起訳/創元推理文庫)一九九四年十月
デクスターを擁護する   コリン・デクスター『オックスフォード運河の殺人』(大庭忠男訳/ハヤカワ・ミステリ文庫)一九九六年六月
セイヤーズを解剖する   ドロシー・L・セイヤーズ『死体をどうぞ』(浅羽莢子訳/創元推理文庫)一九九七年四月
ニコラス・ブレイクを読む若い人たちのために   ニコラス・ブレイク『殺しにいたるメモ』(森英俊訳/原書房)一九九八年三月
エルロイを漂白する   ジェイムズ・エルロイ『ビッグ・ノーウェア』(二宮磬訳/文春文庫)一九九八年十一月
驚きと感謝をこめて   瀬戸川猛資『夜明けの睡魔』(創元ライブラリ)一九九九年五月
本書は一九九八年九月に小社より刊行された単行本を、改訂増補したものです。