誰が浜村龍造を殺そうとかまうものか 「海燕」(福武書房)一九九三年十月号 |
フーダニット・サバイバル 194x あるいは、フーダニット・リバイバル 1994 野崎六助『夕焼け探偵帖』(講談社)一九九四年三月 |
フェアプレイの陥穽 『坂口安吾06』月報3(筑摩書房)一九九八年七月 |
天然カー 倉知淳『過ぎ行く風はみどり色』(東京創元社)一九九五年六月 |
ネバー・セイ、ネバー・アゲイン 東野圭吾『ある閉ざされた雪の山荘で』(講談社文庫)一九九六年一月 |
復活への、俺の予約を取り消してくれ 山口雅也『生ける屍の死』(創元推理文庫)一九九六年三月 |
座敷童子のいる「館」 綾辻行人『黒猫館の殺人』(講談社文庫)一九九六年六月 |
現代ミステリーの粋を集めたこのシリーズが、本格ビッグバンのはじまりだった 山田正紀『女囮捜査官1 触覚』(幻冬舎文庫)一九九八年二月 |
ぐりーん・くらいむ 竹本健治『緑衣の牙』(光文社文庫)一九九八年三月 |
謎解きが終わったら 連城三紀彦『変調二人羽織』(ハルキ文庫)一九九八年九月 |
奥泉光について私が知っている二、三の事柄 |
虚構の植物学 奥泉光『葦と百合』(集英社文庫)一九九九年四月 |
起源を切断する「吾輩」の跳躍 「週刊読書人」一九九六年三月十五日号 |
大いなる「歴史」の韜晦 「すばる」(集英社)一九九八年六月号 |
「贋作ホームズ百周年」を祝う ジューン・トムスン『シャーロック・ホームズの秘密ファイル』(押田由起訳/創元推理文庫)一九九一年五月 |
植民地は女である ジャネット・ドーソン『古狐が死ぬまで』(押田由起訳/創元推理文庫)一九九四年十月 |
デクスターを擁護する コリン・デクスター『オックスフォード運河の殺人』(大庭忠男訳/ハヤカワ・ミステリ文庫)一九九六年六月 |
セイヤーズを解剖する ドロシー・L・セイヤーズ『死体をどうぞ』(浅羽莢子訳/創元推理文庫)一九九七年四月 |
ニコラス・ブレイクを読む若い人たちのために ニコラス・ブレイク『殺しにいたるメモ』(森英俊訳/原書房)一九九八年三月 |
エルロイを漂白する ジェイムズ・エルロイ『ビッグ・ノーウェア』(二宮磬訳/文春文庫)一九九八年十一月 |
驚きと感謝をこめて 瀬戸川猛資『夜明けの睡魔』(創元ライブラリ)一九九九年五月 |
本書は一九九八年九月に小社より刊行された単行本を、改訂増補したものです。 |